【 2024年の営業手法の変化を振り返る 】2025年の新たな展望について
お世話になっております。
株式会社エンカレッジでございます。
本年もご愛顧いただき、誠にありがとうございました。
2025年も引き続き、どうぞよろしくお願い申し上げます。
1. 2024年の営業手法の変化を振り返る
2024年は、営業手法が大きく進化した年でした。AIやデジタルツールの急速な普及により、営業活動の効率化が進み、これまでのアプローチが再定義されつつあります。
2024年の振り返りとともに、2025年の営業手法の展望をお届けいたします。
2. 2024年の営業手法の進化
2.1 テレアポはもう不要?
2024年、多くの企業でテレアポは大幅に縮小され、問い合わせフォームやデジタル営業への移行が進みました。リード獲得からフォローアップまでがデジタルツールで完結する非対面型営業が標準化し、効率化が加速しています。
それでもテレアポが残る理由として、以下の点が挙げられます:
- 高額商材や、顧客ごとにカスタマイズが必要なサービスの場合、対面での営業が必須となるケースがある。
- 新規市場での開拓や、新たなサービスで認知度を高めるための初期アプローチ。
ただし、2024年の大きな潮流として、テレアポが必要な商材が「売れにくい商品」や「高額かつ魅力に乏しい商品」に限定されるという風潮が加速しました。
弊社の以下のサイトにも「テレアポ不要」とか「テレアポ時代遅れ」といったキーワードからアクセスが増えている状況です。
https://www.encourage-sol.jp/column/form_sales/20240821_column
2.2 デジタルツールの進化
AIを活用した営業活動が進化を遂げた年でもありました。
- ターゲットリストの自動生成:精度の高いリスト作成が可能になり、効果的なアプローチが実現。
- デジタルマーケティングの高度化:AIを駆使した分析で、パーソナライズされた提案が可能に。
2.3 代表電話番号の廃止と効率化
一部の企業では、代表電話番号を廃止し、営業の受け付けを問い合わせ対応をフォームや個別メールに一本化する動きが見られました。この取り組みによって、対応時間が大幅に削減され、業務効率が大きく改善されました。
更に、問い合わせ内容の記録管理や分析が容易になり、データ活用が進んでいます。
3. 2025年の新たな展望
3.1 営業手法のさらなる進化
2025年には、AIの活用が一層進化することが期待されます。
- リード分析の高度化:AIを活用してリードの質を予測し、営業プロセスの精度を向上。
- リアルタイム商談支援:商談内容をその場で分析し、次のアクションを提案するAIツールが普及。
3.2 営業自動化の普及
- 中小企業でも利用可能なツールの増加:安価かつ使いやすい営業自動化ツールが続々登場。
- 問い合わせから契約までの一括管理:営業プロセス全体をシームレスに進められるツールがさらに普及。
4. まとめ
2025年は、営業手法がさらにデジタル化し、AIサービスの価格競争が激化することで導入ハードルが下がると予測されます。また、営業の生産性を上げるため、BPO(ビジネス・プロセス・アウトソーシング)を活用した業務外部化が一般化するでしょう。
更に、オンライン商談の利便性が広まり、300万円以下の商談においてはオンラインで十分対応可能であるという風潮が益々強まると考えられます。
弊社のコラム一覧ページも是非とも参照下さい。
https://www.encourage-sol.jp/column/